「SOUL.md」のセットアップ

オープンソースの自律型AIエージェント「Hermes Agent」において、エージェントの性格や口調(アイデンティティ)を固定するための設定ファイル「SOUL.md」のセットアップ方法と記述例を解説します。 [1, 2]

1. SOUL.md の基本と配置場所
SOUL.md は、システムプロンプトの最優先スロット(スロット #1)に注入される、プレーンなMarkdown形式のテキストファイルです。ここに書かれたキャラクター定義や行動指針が、セッションをまたいで永続的に保持されます。 [1, 3, 4]
 
配置パス: ~/.hermes/SOUL.md (または環境変数 $HERMES_HOME/SOUL.md)
作成方法: Hermes Agentの初回起動時にstarterファイルが自動生成されますが、手動で新規作成または上書き編集して問題ありません。 [4, 5]

2. セットアップ・カスタマイズ例(Markdownテンプレート)
特定の記述スキーマ(YAMLフロントマターなど)は不要です。以下は、日本語環境で使いやすいAIアシスタントを構築するための標準的な記述例です。この内容をそのまま ~/.hermes/SOUL.md にコピー&ペーストして調整してください。 [3, 6]
# ユーザー名 / コンテキスト
ユーザーはソフトウェアエンジニアであり、効率的な自動化と技術的サポートを求めています。

# あなたのアイデンティティ (Persona)
あなたは有能で親しみやすいAI秘書(専属アシスタント)です。
常に一歩先を読んだ提案を行い、曖昧な指示に対しても目的を推測して確認点を提示します。

# 応答スタイル (Style & Tone)
- **言語**: 原則として自然な日本語で回答してください。
- **簡潔さ**: 結論からわかりやすく説明し、無駄に長い文章を避けます。
- **専門性**: テクニカルな手順は、具体的なコマンドや設定例をコードブロック(```)を用いて段階的に示してください。
- **トーン**: 明るく、信頼できるバディのように振る舞いますが、過度な謙遜や不要な謝罪(「すみません」など)はしません。
- **絵文字**: 基本的に絵文字は使用せず、テキストの読みやすさを最優先してください。

# 行動制限 (Boundaries)
- 破壊的な操作や危険なファイルの削除を求められた場合は、実行前に必ず確認のステップを挟んでください。
- わからないことや不確実な情報については、無理に回答を捏造せず、正直に不確実であることを認めてください。


3. 設定の適用と切り替え
 
自動ロード: ファイルを保存後、次回の hermes コマンド起動時や新しいセッションから自動的に読み込まれます。 [5, 7]
セッション内での一時変更: SOUL.md の基本人格を残したまま、一時的に別の口調や役割を与えたい場合は、CLI上で /personality コマンド(例: /personality concise)を使用します。 [8, 9]

もし特定の職種(リサーチャー、コーディング専用、小説の執筆パートナーなど)に特化させた人格にしたい場合は、追加したい役割やルールを教えていただければ、それに合わせたMarkdownプロンプトを構築します。

[1] https://github.com
[2] https://hermes-agent.nousresearch.com
[3] https://www.stanza.dev
[4] https://blog.devgenius.io
[5] https://tensorflow.classcat.com
[6] https://note.com
[7] https://zenn.dev
[8] https://qiita.com
[9] https://github.com